少額であれば無視してよいか

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少額であれば、無視しても良いのか?
無視はできないものです。

少額とは真逆なもので、とても手が出ません。
無視するしかないです。

少額だからといって無視できるか?

経理を行っているときに、金額が合わないことがあります。
昔からよく聞く話で、銀行での決算は1円でもずれていたら、
最初からやり直すということを聞きます。
本当かどうかはわかりませんが、お客様から預かっているお金なので、
それだけ大事にしているということなのかもしれません。

実際に経理を行っていて、1円ずれていた場合には、どうするか?
その1円がずれていたことで、大きな問題につながる恐れがある場合には、
無視はできないでしょう。

1円だったら無視できても、100円ではどうか、1,000円ではどうか、
1万円ではどうか、ということになります。
どこからが少額といえるのかは、その時の状況にもよります。

例えば、売上が1億円の場合には、1万円は大きな数字とは言えないでしょう。
しかし売上が10万円の場合には、1万円は大きな数字になります。
同じ1万円でも、価値や重みは状況によって変わってきます。
一方で、売上1,000億円あれば、1千万円は小さい数字かもしれませんが、
無視はできないでしょう。

少額不追及

税金の世界では、このような言葉があります。
所得税において、どの範囲まで給与に含めるのか、という問題で
裁判になり、その関連で使用されることが多い言葉です。

少額の経費であれば、税金計算で無視してよいのかということではありません。
ただし、税金に関していえば、税金を回収するにも費用がかかります。
税金を回収する費用を考えると、それに見合わない金額は、無視するという考え方も
あるようです。

実際に税金計算をする際に、1,000円未満を切り捨てたり、100円未満を切り捨てたり
するのも、このような考え方が元になっているように思えます。

しかし、現実を考えた時に、少額とは実際にいくらかというと、
法律に書かれていること以外は、誰も答えを出すことができないため、
それぞれの判断で対応するしかなくなります。

申告した結果、税務署と意見が合わない場合には、修正申告をするか、
裁判をするかということになります。

重要性の原則

税金とは別に、経理書類の作成方法の中に、重要性の原則というものがあります。
簡単にいうと、重要ではないものは、簡単な方法でも許されるということです。
たとえば金額的に重要ではないものは、本来行わなければならいことは、行わなくてもよい
というものです。

それでは実際の金額で、いくらからそれに該当するのかというと、これもどこにもその答えは
ありません。
この場合も同様に、その時々の状況により判断をすることになります。

結論としては、少額でもきちんと処理をするか、処理できない場合には、
税理士や税務署に相談するのが安全でしょう。