必要な対応かどうか

中東情勢で資源不足のため、スーパーのビニール袋のディスペンサーが片方しか充填されていないのですが、必要な対応でしょうか…

スーパーのビニール袋

先日、近くのスーパーで買い物をしたとき、カバンに買ったものをしまおうと、いつものように生肉を備え付けの薄手のビニール袋に入れようとしました。
ディスペンサーに袋がなかったので、従業員の方にないことを伝えようとしましたが、貼り紙がしてありました。
「中東の情勢悪化で資源不足のため、当面、ビニール袋は片方にしか入れません」
ご不便をおかけし、申し訳ございません、とも書かれておりました。

当然のごとく、ディスペンサーの反対側に行ってビニール袋を頂きました。
資源不足のためであり、経費削減のためではないと思いますが、ビニール袋が必要な人は、多少面倒でも反対側に行ってビニール袋を取ります。
たいした手間ではないので。
しかしディスペンサーの前に人が居ると、その人にすみませんと言って、ビニール袋を取る必要があります。

この対応でどのぐらいビニール袋を節約できるのか不明ですが、それほど多くはないように思います。
無駄にビニール袋を取っている人もたまに見かけるので、そのような人の対策かもしれません。
もしもそうであれば、そのように書いておいた方が良さそうな気もします。

必要な対応かどうか

その必要な対応かどうか、見極めることが難しいことがあります。
今回のビニール袋のケースは、たまたま気づいて取り上げました。
そのようなささいなことは気にすべきではない、という方もいるでしょうが、適正に使う人の視点になっていない、という方もいるでしょう。
スーパーのように不特定多数の方を相手にしている場合、一部の人の反対があっても、多数の方が賛成であれば、賛成派の意見を取らざるを得ないこともあるでしょう。
しかし、多数派かどうかを判断することは難しいです。

視点で判断

対応方法のひとつとして、視点(立場)で判断する方法があります。
今回の例では、スーパー側の視点、買い物客の視点、環境保護団体の視点などがあります。
また買い物客の視点の中でも、ビニール袋を無駄に取らない人の視点と、無駄に取っている人の視点もあるでしょう。
たまにしか来ない買い物客と頻繁に買う人の視点も異なります。

このように多くの視点の中で、適正な視点をとらえて、最終的な判断を行なうことが必要となります。
税務の判断においても、多くの判断軸から考える必要があります。
必ずしも法律や判決がすべてのケースを示しているわけではありませんので、どれが一番合理的な視点かを判断できるよう、日々鍛錬が必要となります。
私自身もそうなれるように日々過ごしております。