離れたところからみる
離れたところから見ることは大事といわれます。
実感として感じるのは、住む場所が変わった時です。
離れないと見せてくれない方もいらっしゃいますが…
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離れてみる
自分が近眼のせいか、目の前にあることを優先してしまうことが
しばしばあります。
目の前のことばかり集中していると、いつの間にか最初に考えていた方向と
異なる方向に向かってしまうことになります。
鉛筆で直線を引いているときに、鉛筆の先ばかりを見ていると、
線がいつの間にか曲がってしまうかのようです。
この場合には、離れてみます。
離れてみることで、自分が細かいことばかりにとらわれていて、
大事なことが抜けていたことに気づくものです。
実際に距離を取ってみてみるのでも良いと思います。
距離を取って離れることで、見ないものが見えてきます。
直線を引いているときには、定規のようなものが見えてきて、
まっすぐな線が引けたりします。
距離を置くこと
人間関係においても同様です。
現実的な距離だけではなく、深い関係性があっても、少し離れて付き合うことで、
全体の関係性がわかることがあります。
人間関係を見直したいと思った時には、しばらく離れてみることが一番です。
一旦離れてみて、その後、どうしても必要な人とは、また接点ができるものです。
都会と田舎の関係性も同じで、現実的な距離を置くことで、
心の距離も適切となります。
都会にいると田舎の良さに気づき、田舎にいると都会の良さに
気づくというのは、距離を取ることの利点でしょう。
よくみえるようにするために
将来のこと、先のこと、現在のこと、過去のこと、いずれのことも
よく見えるようにするためには、全体をみる必要があります。
お金の管理においても、ひとつひとつの入出金を確実に処理をしていくことも
大切ですが、細かい内容を積み重ねて、最終的に大きなわくでみて、
全体を見渡すことはとても大事です。
これまで見えていなかったことに気づくことがあります。
過去の流れと現在の状況から、将来の予想ができるように、
全体を見ることで、大きな流れを知ることができます。
これがとても大切です。
時間の管理でも似たようなことがあります。
ひとつひとつの時間の管理の積み重ねが大事ですが、それを最終的には
大きく見ることで、全体の時間管理の流れをつかむことができます。
全体の流れを見るためにも、離れてみましょう。