「たら」「れば」をもっと使おう
「たら」や「れば」はネガティブなイメージです。
場合に応じて、もっと使いましょう。
「たら」「れば」というと、何故か焼き魚を思い出してしまいます。
写真は塩焼きのサバですが…。
使ってはいけない「たら」と「れば」
「たら」や「れば」を使うのは、一般的に良くないといわれます。
「宝くじが当たったら、ぜいたくな暮らしができるのに」
「もっと格好良ければ、素敵な出会いもあったのに」
かなわない願いや望みを思ったところで、それらは単なる想像であって、
何の結果にも結びつかないので、「たら」「れば」は使うな、ということでしょう。
このため、「たら」や「れば」を使うとマイナスのイメージとなってしまうことから、
なるべく使わないというのが、定説かと思います。
しかし使い方によっては、もっと使うべき言葉になります。
「たら」と「れば」の有効な使い方
「たら」と「れば」を、将来悪いことが起こることを想定して、使うのはどうでしょうか。
いわゆるリスクマネジメントのために使うということです。
「将来、お金がこれだけ無くなったら、運転資金が危ないな」
「在庫が残ってしまうことになれば、資金に影響が出てしまう」
このようなケースで使えば、先に起こる問題を先に考えることができます。
特にお金に関しては、一手先、更にその先を考えておくと良いでしょう。
あまり先のことを考えすぎるのも問題ですが、ある程度先を見込んでおくことは必要です。
先のことを考えておいて、今のところは特に問題なさそうであれば、
そのままにしておけば良いですし、何か問題になりそうだと不安点があれば、
先に手を打っておくことができます。
何か手を打つにしても、準備期間はそれ相当に必要になるでしょうから。
「たら」「れば」をもっと使おう
お金の管理だけではなく、時間の管理においても、「たら」「れば」を有効に
活用することで、前もって余裕のあるスケジュールを作ることができます。
常にある程度の余裕を持っておくことは大切です。
いつも時間に追われて、あくせくしていると、大切のことを忘れてしまう
可能性が高くになります。
想定されるリスクに対して、「たら」と「れば」を使うことによって、
事前にリスクをつぶしていくことができます。
「たら」と「れば」を思う存分使って、リスク対策をしましょう。