税理士専用事務所の所有
税理士として専用の事務所を持つことについては、
意見が分かれるところです。
私なりの考えをまとめました。
こういうところに個人の事務所があるといいなとは、あまり思いません…。
税理士としての事務所
税理士として仕事をするうえで、事務所は登録することとされております。
このため、基本的には税理士として活動している場合には、事務所が登録されております。
登録される事務所は、既に存在している税理士事務所に所属する場合には、
その税理士事務所で登録します。
このような方々は、所属税理士とよばれているようです。
また自分で開業している場合には、開業税理士と呼ばれ、自分で事務所を開設して、
その事務所を登録します。
この場合の事務所は、アパートやマンション、戸建ての賃貸物件を登録することも
できますし、自分が保有している物件や自宅を登録することもできます。
事務所をに関してのポイントとしては、次のようになるかと思います。
・既存の税理士事務所に勤めて、そこを事務所とするか
・賃貸借物件にするか、購入物件にするか
・自宅を事務所にするか、自宅以外を事務所とするか
ここでは、最後の自宅を事務所するかどうかに絞ります。
他のポイントについては、別の機会にいたします。
自宅か自宅以外か
事務所を自宅にするか、自宅以外にするか、を考えた際の
メリットとデメリットを考えてみました。
それぞれメリットのみを挙げておりますが、デメリットは逆の立場の
メリットになるかと思います。
◎自宅にするメリット
・通勤がない
・事務所経費がかからない
◎自宅以外にするメリット
・プライベートと仕事を分けることができる
・打ち合わせやセミナーのスペースを確保できる
・安心感、信頼感を与える
・事務所規模小の拡大の余地がある
どちらも良いが無くても問題なし
私は最終的に、自宅を事務所にしております。
しかも自宅は、お客様がお迎えできるような造りには
なっていないことから、事務所住所は非公開にしております。
普通の住宅ですので、玄関がひとつのため、家族や子どもの
出入りなどもありますので…。
事務所を別に持つことと自宅にすることのメリット、デメリットを
考えると、どちらも一理ありますので、甲乙つけがたいです。
現時点の私の状況を考えると、特段、打ち合わせの場所で
困っておりませんし、安心感・信頼感は建物以外のところで
付けるべきと考えております。
また事務所規模を拡大して、事務所員を持つことは考えておりません。
一番大きいのは、通勤のストレスと時間から解放されることです。
これらがあるとお客様に対して、良い仕事もできなくなります。
将来的に、立場や状況が変わることで、考え直すかもしれませんが、
当面は事務所は自宅にしておく予定です。