慣れるのが上達への近道

2025年5月13日

ギターを久しぶりに引いてみました。
数十年ぶりのせいか、うまく弾けませんでした。

昔はもっと簡単に引けていたように思うのですが、
多分、幻想だったのでしょう。

ギターを弾く

子どもがギターを弾きたいと言ってきたので、長らくさわっていなかったエレキギターを
久しぶりに出してみました。
久しぶりに引いたせいか、あまり上手には弾けませんでしたが、
各弦のチューニングの仕方やコードはさすがに忘れておりませんでした。

小学校から社会人になるまでギターを独学で少しづつ覚えて、何とかバンドで一緒に
弾けるぐらいにはなりました。
田舎育ちのため、まわりギター教室もあるわけもなく(あっても家計の関係上、行けなかった
と思いますが…)、独学で覚えるしかありませんでした。
近隣の街まで買いに行った教則本が唯一の先生でした。
家族はギターに関する知識はゼロのため、本に出ていない部分は想像で弾くしかありませんでした。

慣れるためには

それでもわからないところがとても多かったです。
いちばんわからなかった(できなかった)のは、Fというコードの押さえ方でした。
ひとつの指で、ギターのネックの端から端まで押さえる必要があるのですが、
それができませんでした。
今思うと簡単なことなのですが、指にたこができるまで何度やってもできず、
あきらめかけておりました。

あるとき、なんとなく音が出るようになりました。
それから何度も繰り返し行い、それっぽい音が出るようになりました。

やはり何度も繰り返し、慣れるまで行うことが大事だと、その時思いました。

上達への近道

ギターに限らず、上達への近道は、地道な努力が必要です。
一方で、他の人から教わったり、習ったりして、わからない部分を悩まずに、
ショートカットできる方法があれば、それを選択すべきです。
その選択肢がない場合、または教わってもうまくできない場合には、
ひたすら地道に努力をして突き進むことが必要です。

子どもにはFコードが鬼門なので、ひたすらできるまで練習した方が良いと
伝えました。
子どもは意外と数日でできるようになりました…。
私が何か月もかけておこなったところを、数日とは…。
本音のところは、ギターの種類が異なるというハンデがあったにせよ、
近道を通ってくれたので、少しうれしかったです。

きっかけは何であれ、楽器に興味を子どもには少しでも憧れに近づけるように
しばらくはサポートしてあげたいと思います。