率先垂範すること
先に示すことで、理解をしてもらうことも必要です。
継続することで、理解もより深まります。
小さいときはいつも兄が率先垂範?
先に示すことが大事
「率先垂範」
自ら手本を示すということ。
四字熟語にしてしまうと、堅苦しい感じがより強くなって、
言葉自体、好きになれませんでした。
手本を示す方ばかりに責任があるような感じがして、
習う方には何もないのかと悪い考えを持ってしまいそうに
なるので、さらに好きではありませんでした。
しかしその意味はとても大事だなあと常々思っております。
習う側としては、わからないことが多すぎるのが普通です。
だから習うのですが、その習い方自体、どうすればよいのか
という場合もあります。
私自身も同じようなことになることがあります。
そのようなときに先に示してくれる方(もの)があると、
とても助かるし、うれしくなります。
そして、その方(もの)を大事にしたくなります。
その一方で教える側は、習う側に対して、教えるという責任を
もつ場合もありますが、必ずしも常にそうである必要もないのかなと。
もっと気楽にやらないと、教える側も大変です。
肩ひじ張って教える必要はないのでしょう。
継続がもっと大事
教える側にとっても、習う側にとっても、お手本を見て、または
見せられたあと、それが継続できるかが大事です。
何かを他の人に教える際に、教えるのは一回だけなのでよく聞いて、
とするのは、教える側も習う側も緊張感ができますが、はたしてそれで
教えた(または習う)ことになるのか疑問です。
継続されて習う側がしっかり身について、教えたということになるのでは
ないかと。
続けていくためには、お互いリラックスして余裕をもって、
教え、教えられるようにしていきたいものです。
自分に率先垂範
教える側はリラックスして、教えることを継続していくことが
できればよいのですが、なかなか難しいもの。
このため、教えることに一歩踏み出すことができず、結局、
自ら手本を示すべきところを、示すことができないこともあります。
そのような場合には、自分に対して率先垂範することも大事です。
自分に対する手本を示すというのは、変な話ですが、まずは
やってみるということです。
やってみて、修正が必要であれば、都度直していけばよいので、
それも含めて、習う側に見せても、相互に良い勉強になります。