通関士試験の合格までにおこなったこと(その1)

最初の国家資格への挑戦は、通関士試験でした。
その時の仕事が物流関係だったため、軽い気持ちで受けようと
しましたが、合格までは簡単ではありませんでした。

合格証を手にした時は、やはりうれしかったです。

受験準備に向けておこなったこと

私が通関士試験を受験したのは、平成14年ですので、だいぶ前の情報となりますが、
変わらない部分もあると思いますので、ご参考までに紹介いたします。

当時、物流に関連する仕事をしていたこともあり、物流の知識を多く得るには、
資格試験が良いであろうと安易な気持ちで通関士試験の受験を決意しました。
その頃は、物流の資格というと、国家資格である通関士がありました。
その他、民間の資格もいくつかありましたが、まだそれほど名が通ったものでは
ありませんでした。

通関士は輸出入通関業務を専門とします。
しかもメインは輸入通関です。

通関士の勉強開始前は、物流を勉強するつもりでしたが、
国内物流、貿易、倉庫管理など色々ある物流の業務のうちの通関、
しかもメインが輸入通関にかかわる知識と、通関士の範囲がかなり限定されたもの
であるがあとからわかりました。

ちまたの資格に関するパンフレットなどには、通関士は「物流の国家資格」と
書いてあることが多いので、注意が必要です。
(気づいていないのは、私だけかもしれませんが…)

通関士受験の書籍を購入

そして、通関士に関する本を本屋さんで購入したのですが、本屋さんには当時は
あまり通関士受験を専門とする本はありませんでした。
通関士受験の本が置いてあるところには、マウンハーフジャパンという会社の
本が多く置いてありました。
どこの本屋さんも同じような感じでした。
その会社の本の著者は、ほぼ全て片山立志という方でした。

手始めにマウンハーフ社の通関士に関する本を一冊購入して、読み進めていくと、
マウンハーフ社で講座を行っていることがわかりました。
本だけではよくわからなかったので、少し値段が張りましたが、1年弱の講座コースを
受けることにしました。

講座コースへの通学

講座コースは、新宿で行われておりました。
当時は新宿だけではなく、横浜でも行われていたと記憶しておりますが、
自宅からは新宿が近かったので、新宿の講座を選択しました。

新宿のあるビルの一室を借りて、講座は行われておりました。
受講者は、老若男女様々でしたが、部屋には100名弱の受講者が
居たように記憶しております。
通関士は、あまりメジャーな資格ではないため、受講者は少ないのかと思いましたが、
意外と多いので驚きました。
恐らく通関士の講座が他にはないため、にぎわっていたのではないかと思います。

続きは次のブログに書くことにします。