後発優位は本当に優位か?
後から開始しても遅くはないといわれます。
決して遅くはないと思いますが、追い抜くことも簡単ではありません。
まずは始めることが大切かと。
後発優位
後発優位という言葉があります。
先行者よりも後に始めた方が、先行者が苦労をして開拓した道を、労を多くせず、
短縮して進むことができるため、優位になります。
先行者よりも早く効率よく進むことができる反面、先行者が既にその分野を制しているため、
先行者を超えるものを、どこかの時点で身に付けない限り、先行者を追い抜くことは
できないことになります。
先行優位
後発優位に対して、先行優位という言葉もあります。
先行者は新しい分野を開拓することで、開拓した分野を独占し、その分野での利益を
全て得ることができます。
後発者が出てきても、先行者も前に進むことができるため、進むスピードは
後発者に有利であっても、そう簡単には追いつかれることはないでしょう。
一方で、後発者からいつ抜かれるかという不安にさいなまれることもあるかもしれません。
始めることが大切
いずれにせよ、まずは始めることが大切です。
先行者においては、まだ誰も踏み入れていない分野を進むという
勇気が必要であることから、第一歩を踏み出すことに迷うことも
あるでしょう。
後発者においては、先行者が既に進んでいるため、同じ道をたどっても、
追い抜くことができないというあきらめに似た感情を抱くかもしれません。
第一歩を踏み出すことに迷わず、また既に進まれているからといって
あきらめず、まずは始めなければ何も進まないので、始めることが
大切になります。
始めるまでの準備もある程度必要になりますが、その準備が完全に整うまで
待ってしまうと、なかなか始めることができません。
ある程度の準備ができたら、それが完全ではなくても、思い切って
進んでみるという勇気も必要です。
思い切って進んでみましょう。