働きながら大学院へ行くこと

働きながら大学院へ行く場合には、選択肢が限られてきます。
それでも納得のいくところで勉強をすべきと考えます。

よくある大学・大学院の図書館のイメージ。
魅力的な図書館がある大学院というのも、選択肢になりうります。

授業を受ける時間帯が限られる

働きながら大学院に通う場合、様々な制約を乗り越える必要があります。
どのような制約があるかを、実際の経験を通して、整理してみました。

まずは授業を受ける時間帯が、職場の勤務時間とマッチしているかということです。
大学院の授業時間帯には、大きく分けて2種類あります。
ひとつは、通常の大学の時間帯と同じ時間帯で授業を行っているところ。
平日の9時ぐらいから夜の20時ぐらいまで行っています。
もうひとつは、夕方の19時頃から22時までと、土日に授業を行っているところがあります。

前者は働きながら大学院に通うことを前提としておりません。
夕方や土曜日に授業があったりしますが、必修科目が必ずしも夕方や土曜日に行うとは限りません。
一方、後者は社会人が授業を受けることを想定しております。
この時に注意すべきは、開始時間と土曜日の授業となります。
開始時間に関しては、18時半ごろから始まる大学院もありますので、18時半に大学院へ行けるかどうかをシミュレーションしておく必要があります。
また土曜日に必修科目がある場合、土曜日出勤がある方は受けることができません。

通学の可能性

オンラインで受講できるケースも増えておりますが、コロナ禍終息以降は、対面で授業をするところが多くなってきています。
そうなると、職場から大学院が近いところでなければ、授業開始時間までに間に合わせることができなくなります。
また、授業終了後が22時近くなることもあるので、自宅が大学院から遠いと、通勤+通学の時間が多くなり、生活への影響が大きくなります。
大学院を選ぶ際には、この点を考慮したうえで、決めるのが良いでしょう。

目的の達成の可能性

入学する大学院が、自分が達成すべき目的と合致しているかも、大学院選びの大きな要素のひとつと考えます。
たとえば、税理士試験の科目免除を受けるための大学院の場合には、大学院によっては論文指導が十分ではないところもあるため、税法免除を取得できる可能性が異なります。
論文の指導教員が十分にいるか、大学院のホームページや説明会などでよく確認することが必要になります。
また授業内容も、自己の目的に合致しているかを確認しておく必要があります。
各種税法を学びたいにもかかわらず、法人税や消費税など税目別に授業がある大学院ではなかったりする場合があります。
大学院の事前の確認と調査をしっかり行い、自分の通勤の状況に合う大学院を選ぶことが肝要となります。