今と過去を否定しない

未来を切り開くためには、現在と過去を超えることも大切です。
しかし否定まではする必要もないかとも。

頭のSが抜けているので、いまひとつな写真。
今となっては、撮り直しはできませんので、これはこれで良い思い出かと…。

今と過去

現在、うまくいっていないのは、これまでと現在の方法がうまくいっていないからだと思うことがあります。
そう思ってしまえば、現在の自分の立場を説明することができるためかもしれません。
だからといって、今と過去を否定してしまうことができるでしょうか。

現在の自分、過去の自分を否定することは難しいです。
これまでの自分の経験を否定することになるため、いちからやり直しになってしまうと思うからかもしれません。

過去の自分を消すことはできません。
時間を戻すことができないからです。
その事実がなかったかのようにすることは可能ですので、なかったかのようにすることはできるかもしれません。
周りに自分の経験というログが残っていなければ、なかったかのようにすることもできるでしょう。
消すことができるログであれば良いのですが、消すことができないログもあったりします。

今の自分を否定することも難しいです。
すぐに今の自分を変えることができないからでしょう。

乗り越えて未来に向かう

未来に向かうために、現在と過去を否定する必要がなければよいのですが、未来に向かうためにはそれらが障害になることもあります。
その場合にはどうするか。
否定も肯定もできないため、あるがままに受け入れるしかないかと考えております。
そして否定もせず、肯定もせず、ニュートラルな中間的な位置にしておくというのが、私の結論です。

否定ありきではないとも

このような取り扱いは、ケースバイケースでもありますが、現在と過去を否定することで、パワーを得ることができるのであれば、それをパワーにすることが一番良いのでしょう。
しかし、すぐに否定することが難しい場合には、ニュートラルな位置に置いておき、しばらく寝かしてみましょう。
そうすることで、本当に否定すべきかどうかが見えてくることもあります。

未来に向かうために、現在、過去を必ず否定しなければならないということはありません。
ニュートラルな対応をするというのも、ひとつの作戦としてはありと考えるべきではないでしょうか。

ニュートラルな対応が中途半端でいやだというのであれば、しばらく寝かした後に見直せばよいです。