共通の言葉

どのような分野でも共通の言葉があります。

動物は共通の言葉となります。
大事にしたいものです。

共通のことば

先日、ある居酒屋さんで知り合いと音楽に関する話をしていたところ、
隣の席で飲んでいた見知らぬ方がその音楽に関する話について、
話しかけてきました。

知らない方から突然話しかけられるのは苦手ですが、
その時はなぜかすんなり会話が弾みました。
話しかけてきた方の人となりや、飲み屋というアルコールが
入った場というのもあると思います。
しかし、それだけではなく、おそらく音楽、しかも共通ジャンルという
共通言語が知らない人という壁を取り崩したのでしょう。

どの分野にも当てはまる

共通の言語が壁を取り払うというのは、他の例でも聞いたことが
ありました。
それはペットという共通言語です。

犬や猫などのペットを飼っている方は、見知らぬ方でも
仲良くなりやすいとのことでした。
確かに公園の周りを散歩しているときでも、ペットを連れて
散歩している方々は、知り合いとは思えない方とも、
ペットを通して、気軽に会話していることを何度も見かけておりました。

私自身ペットを飼っていないので、その時の話はそれほど実感は
沸いておりませんでした。
しかし、今回、音楽の話を見知らぬ方とお話をした際に、
共通言語を実体験として感じ取りました。

なるほど、これかと…。

共通の言葉の大切さ

共通の言語というのは、大事です。
特に共有する人たちの間だけに理解できる言葉があると、
なお親密感がわいてきます。

このような特定の人のみ理解できる言葉は裏腹で、
時として、その言葉が人々を遠ざけてしまうこともあります。
共通言語を理解できる人を吸い寄せると同時に、理解できない人を
遠くに追いやってしまいます。

このため、共通の言葉は、その使う相手、場所、タイミングを
見極めたうえで使うと効果的ということになります。

逆をいうと、使う相手、場所、タイミングを間違えてしまうと、
人々を遠ざけてしまう可能性があるということです。

特に会計や税務の言葉は、特殊な言葉が多いため、
うっかり共通の言葉と思い、専門用語を使いがちです。
お客様に対しては、専門用語を使うことはリスクとなりますので、
専門用語は使わないで、別の共通の言葉で話ことが肝要です。