税理士会の研修
税理士になると研修を受ける必要があります。
1年間に受ける時間も決まっています。
学校で学ぶというのも、新たな発見があったりします。
税理士会の研修
税理士になると決まった時間の研修を毎年受ける必要があります。
1年間で最低36時間を受ける必要があります。
長いのか、短いのか、微妙な長さですが…。
一般的に、自分の興味があることに関する研修は、とても楽しいので、
受講前からそわそわしてしまいます。
税理士会の研修はどうかというと、会計や税務に関することがメイン
ですので、楽しいかどうかとは次元が違うと思っております。
しかし楽しくないと思ってしまうと、研修自体、つまらなく感じてしまいます。
このため、せっかくの研修の機会なので、できるだけ楽しんで受けたいところです。
研修の種類
税理士会の研修は、受講後にテストがあるわけではないので、学校での授業のように
へんなプレッシャーはありません。
しかし、研修に限らず、会計でも税務でも、しっかり学んでおかなければ
お客様によい仕事を提供することができなくなってしまいますので、
そういう意味では、研修の内容はしっかり身に着ける必要があります。
税理士会で受けることができる研修は、実地とオンラインの両方があります。
コロナ禍以降で、オンラインの研修は、税理士会に限らず、
どこも充実した感があり、効率的に受講したいときは、とてもありがたいです。
実地は実地なりに、講師の熱量が伝わることもあり、受けてよかったと思うことも
あります。
また税理士会の研修は、それなりに用意されている研修の数も多く、
結構、目移りしてしまいます。
面白そうな研修
税理士になって、実務に直接役立ちそうな研修は、それほど多くはない印象です。
そのような面白そうな研修は、外部の民間のセミナーでお金をかけてでも、
受講するべきと思います。
税理士会のセミナーは知識の補強が中心と考えた方がよさそうです。
その中でも、自分の興味がそそられたのは、租税法の大学教授の授業です。
このような方たちの授業が、楽しいかどうかは別で、
どのような講義をするのかは興味があります。
大学の教授の授業は、普通はその大学に入らないと聞くことができないため、
聞いてみる価値はあるかなと思っております。
税理士になった後、どのように自分に知識を付けていくか、不安に思うことも
あるかと思います。
好きな本や好きな講師の人からのセミナーの方が、吸収できるものは多いか
と思いますが、税理士会の研修もあるので、これから税理士になる方は、
それを見てから、どうするかを判断するのも手かと思います。