自転車はどこを走るべきか
自転車の交通ルールが厳しくなってきています。
実際に自転車に乗っていて、どこを走るべきかわからなくなるときがあります。

標識に従いたいところですが、標識がない場合が結構あったりします。
基本は車道で左側通行
自転車の交通ルールは、徐々に整備されてきて、今後も厳格になっていくのでしょう。
整備されていくにつれて、ルールは複雑になっていきます。
基本ルールは、車道走行で道路の左側を通行すること。
とても明快でわかりやすいのですが、例外がたくさんあるため、ルールを複雑にせざるを得ません。
たとえば、幅の広い車線がいくつもあり、交通量の多い道路では、自転車で車道を走りたくありません。
このため、歩道を自転車が走って良い場合があるのですが、どのような場合では走ってよいのかわからないことがあります。
歩道を通行できる標識も、交差点ごとにあるわけでもなく、歩道に自転車用の区分線が引いてあるところも、突然、線が消えていたりします。
このような場合、状況で判断するしかないです。
道路の幅や交通量などで、状況が異なるため、ルールが複雑になっていきます…。
ルールはあるけど…
警視庁のホームページを見ると、自転車の交通ルールが、図示されてわかりやすく書かれております。
ケース別に書かれているため、個別のケースごとには理解できますが、その全体を覚えるには、だいぶ時間がかかりそうです。
またケース別に書いてあっても限界はあり、どのようなケースも網羅しているわけではありません。
恐らく危険なケースに絞っているのでしょうが、すべてのケースを記載することは、難しいでしょうし、読み手も理解できなくなる可能性があります。
以前、オランダに行った時には、自転車の先進国らしく、自転車専用レーンが整備されていることに驚きました。
至る所に、自転車専用レーンがあるため、自転車、歩行者、自動車の走る場所が明確でした。
このように物理的な区分けがあれば、ルールが複雑でも、それほど困ることはないだろうと思いました。
それでも、自転車専用レーンに慣れない、私のような日本人は、自転車に乗る現地の人にレーンを歩かないよう、注意されていました。
ルールになじみがない人に対しても、対応したいところですが、それこそ多くのケースがあるので、難しいでしょう。
法律でカバーできる範囲
法律でカバーできる範囲は、限られています。
このため、カバーできない部分は、運用という名前のもとで判断することになります。
それを支えるのが、基本的なルールになるのでしょう。
自転車の場合であれば、車道を走行し、左側を通行する、ということではないでしょうか。
これは税金の世界でも同様で、すべてのケースを税法でカバーすることはできませんので、一定の解釈や考え方で対応せざるを得ないこともあります。
このためにも、原理原則となる基本的な考えは大切にしていく必要があります。