収入は売るだけとは限らない
売るだけが収入ではありません。
費用の削減も最終的には収入の役割を果たします。
経費を減らすことを考えることも時には必要です。
売上と収入
収入を得るためには、売上をあげる必要があります。
売上がなければ、お金もお金を得る権利も得ることができません。
売上は、物を売ればあがります。
現物ではなくても、権利や労働などを売ることでも、売上はあがります。
利益と現金
しかし、売上があがっていても、最終的に利益が残らなければ意味はありません。
売上があっても、売るためのものをたくさん買いすぎてしまい、売上以上に
買い物が多いと、利益が残らず、赤字になってしまいます。
また、すぐに使える現金を持っている必要があります。
現金がなければ、売るためのものを買うことができません。
買うためには、売り前に先に現金が必要になるケースがほとんどです。
売上が上向きであっても、現金がなければ、たとえ赤字でなく、黒字であっても、
支払先にお金を支払うことができずに倒産してしまいます。
現金はビジネスを行う上では、とても大事です。
経費削減も収入と同じ効果
現金と同じく、利益も大事ですが、赤字ならないようにするには、売上を上げるだけでは
ありません。
売るための買い物をおさえると、売り上げが減ってしまうので、買い物をおさえることは
金額をコントロールしながら、行う必要があり大変です。
買い物を抑えるのではなく、それ以外の経費をおさえることで、売上を上げるのと同じ
効果を出すことができます。
経費を少なくすることも考えましょう。
経費も必要な経費を抑えることは危険です。
電気代や水道代など必要不可欠なものを減らしてしまうと、かえって効率をさげてしまう
可能性があります。
無駄な経費を少なくしましょう。
例えば、読んでいない雑誌の購読費用や使っていないクラウドの使用量など、
見直しを行うことができるものをひとつひとつ確認していくのも手です。
こまめに見直すことで、不要な経費は下がっていき、最終的に利益があがっていきます。