日本人について知る
日本に長年住んでいる外国人の教授から、日本人についてのお話を聞く機会がありました。
他から見てどのように見えるのか、改めて知らされました。
外国から来た人にとって、日本人がどのように映っているのかは大変興味があります。
セミナー
そのセミナーには、関係者の方からメールが来て、参加したのですが、
米国の大学の教授のお話を聞くセミナーと思っておりました。
しかし、実際には米国の大学から学生が来て、その学生に対して、日本に長年在住する
外国人教授からの日本について説明するというものでした。
同時に大手監査法人の方からも、日本の会計の状況について説明がありました。
日本人とは
会計の話は、IFRSを部分的に導入しているとか、大手上場企業の会計基準の導入状況などの
説明でした。
一方、外国人教授から見た日本人の話は、これまで自分が感じていた日本人観と大差は
ないのですが、改めて言われると納得という感じでした。
その日本人観とは、次のようなものです。
・働きすぎ(時間軸の拡大という説明でしたが、言いたいことはこういうことかと…)
・言語のバリアがある
・何かするにも根回しに時間がかかる
・生産性、効率を求める(根回しには時間をかけてますが…)
・リスク管理、予算をしっかり行う
・階級がある(先輩、上司、年上など)
・同調性が強い
・終身雇用
改めて知る
自分が自分を見つめなおす機会というのは、意識的に行わない限り、
あまりありませんが、日本人という枠で改めて言われると、そこは直さないとねと
考えたりします。
日本人を外から見る良い機会になり、大変参考になりました。
また当日、セミナーに来ていた生徒たちが、最後にセミナーに出席した人たちに対して、
笑顔で握手を求めたり、フレンドリーさを醸し出していたのは、人種の違いを改めて感じました。
そのような対応でも、素直な気持ちは伝わってくるので、まったく悪い気にはなりませんでした。
むしろ良い気分になりました。