ルールが社会になじまなくても
ルールが社会になじむまでには、時間がかかることがあります。
それでもルールはルールでしっかり守りたいものです。
以前は信号でしか止まってくれませんでした…。
ルールが社会になじむ
以前は信号のない横断歩道を渡るとき、車が止まるということはほとんど
ありませんでした。
信号があるとき以外は車が優先で、横断歩道は歩行者が気を付けて渡るものと
思っておりました。
しかし道路交通法では、横断歩道は歩行者が優先で、車は停止する必要があります。
それなのに、車は止まることはありませんでした。
しかし、最近は車が止まるようになりました。
以前は車が止まる確率はほぼ皆無に等しかったですが、自分の経験では
最近は8割近くの車は止まるように感じております。
私が運転する際にも、以前以上に神経を使って、横断歩道の入り口に歩行者がいないか
どうかを気を付けるようにしております。
前の車が横断歩道で止まっているのを見たり、自分が横断歩道を渡るときに車が
止まるのを見ると、ますます止まる必要があると感じるようになりました。
それでも止まらない車はおりますが…。
最近のこの傾向は、なにが影響しているかわかりませんが、
おそらく警察が厳しく取り締まるようになったことや、マスコミが取り扱うように
なったことなどが影響しているのでしょう。
これまでもあったルールで、ルール自体なにも変わっていないのですが、
ルールが社会になじんできた例といえます。
社会になじんでなくてもルールはルール
社会になじんでなくても、ルールはルールです。
それを守らなければならないということがわかっていても、
昔から、そうしていたからとか、誰も何も言わないのでとか、
ルールを勝手に曲げてしまうことがあります。
税金の申告ひとつをとっても、誰も何も言わないので、
申告しなかったというのは、あとで判明しても許されることは
ありません。
ルールを受け入れる
公共のルールは個人で変えることはできませんので、
ルールを受け入れるしかありません。
一方で不必要なルールで、影響範囲が小さいルール、例えば家庭内のルールなどは
現状に合うように見直していきましょう。
ルールを変えることができるかどうかは別として、そのルールが本当に正しいかどうかを
見極める目は、やしなっておきたいです。