他の人がやっているからといいという理屈は通らない

他の人がやっているから、問題ないだろうという考えは危ないです。
自分の考えに基づいて、判断するのが良いです。

以前は桜があると、どこでもゴザをひいて花見をする方が多かったですが…

他の人がやっているから

本当はダメだけど、他の人がやっているから、いいだろうという判断に
基づいておこなってしまうと、いつの間にか危険な目にあうことがあります。

歩きスマホにしろ、傘をさして自転車に乗るにしろ、他の人もやっているので、
やっても問題ないだろうという考えでおこなってしまっているように思います。

他の人がやっていてもいなくても、逆の立場になって考えると、それが良いか
悪いかを判断できることがあります。

歩きスマホしている人とぶつかりそうになった、傘を差して自転車に乗っている
人にはねられそうになった、という体験をすると、それらのことが良いか悪いかを
判断することができるようになります。

税金においても、似たようなことを聞くことがあります。
本当は年間に110万円しか、条件もなく親から子へお金の受け渡しはできないところを、
他の人がやっているからという理由で、110万円を超えるお金の受け渡しをして、
税金の申告をしない、ということをしてしまうと、脱税になってしまいます。

自分では気づいていないこともある

他の人がやっているからというわけではなく、自分でも意識していないうちに、
他の人と同じようにやってしまっていることもあります。

私は歩きながら、イヤホンで音楽を聴くことがありましたが、それをやめました。
イヤホンをしながら歩くと、人や車の音や気配を察知できず、それらに
ぶつかる可能性があります。
車を運転していると、歩きながらイヤホンをしている人がいかに危険で
あるかを気づかされます。

こういうことに気づいたときは、その時点ですぐに振り返ってみて、
自分の行動が正しいかどうかを考えることが大切です。

判断の軸を持つこと

他の人がやっていたとしても、やっていなかったとしても、
本当にそれが正しいことなのか、自分の考えにしたがって、
おこなうことが良いです、
また、やっていることが正しいかどうか、振り返ることも必要です。

ついついやってしまうことがないように、他の人がやっているのを
みても、ひと呼吸を置いて、考えてみてから行動にうつすように
してみることが大事だったりします。

油断すると、他の人もやっているから、というワナにすぐはまって
しまいますので、常に意識をして、自分の判断に基づいて行動する
ようにしましょう。
私自身の自戒を込めて。