お上がりを受けること

これまで家族の中では自分が幼少期であったときを除いて、
靴や服はおさがりをするほうで、受けることはありませんでした。

だいぶ汚れていますが、洗えばまだ履けそうです。

お上がりを受ける

私は小さいころから体が大きいこともあり、小学生の3、4年生あたりのころから、
兄の服や靴のお下がりを受けることはなくなりました。
お下がりを受けないということは、常に新しいものを買ってもらえるということで、
それはそれで満足していたように思います。

先日、子どもが高校入学するため、中学校まで使っていた上履きがいらなくなりました。
高校では上履きは学校指定のものを使うため、これまで使っていたものは使えなく
なるためです。
中学校の上履きは、卒業前に購入したもので、まだまだ使用できる感じでした。
子どもの身長が自分の身長を抜き去り、足の大きさもいつの間にか、私と同じぐらいの
大きさになっています。
子どもがいらなくなった上履きを私が試しに履いてみると、ちょうどよい大きさでした。

土足の学校もだいぶ増えてきましたが、上履きが必要な学校はまだまだ多いです。
何かの用事で学校に行く際に、上履きが必要なことがよくあります。

子どもの上履きを学校に行くときに使用することを決めました。

靴や服以外ではどうか

靴や服以外はどうでしょうか?
子どもからお上がりを受けるでしょうか?
からだの大きさに関係するものではなく、考え方や知識を子供から
学ぶこともあります。

パソコンやスマホの使い方は、使用している経験の長さからいえば、
私の方が長いのですが、子どもは学校でも学んだり、使用していたりすることも
あるせいか、操作方法をたくさん知っております。
少し前に私の知らないPCの機能を子どもから教えてもらい、とても便利だったので、
今でもよく利用しております。

知識があれば、経験や年齢といったものを上回ることも可能となります。

お上がりを受けることも大切

経験や年齢もときには必要となることもあります。
ただし、それらにしばられる過ぎることがないようにすることが大切です。

子どもだから、若いから、経験がないから、という理由だけで判断するのではなく、
素直な気持ちで相手に向かうことが大切であることを改めて気づかされました。
わかっていても、行動にすることはなかなか難しいので、私自身はいつも意識して
いくようにしております。

なお、この文章の中では、おさがり、おあがりという言葉をあえて使っておりますが、
私自身はこれらの言葉は、上下関係があるようで、あまり好きな言葉ではないです…。