求職活動実績はどのように証明されるか

失業給付を受けるためには、求職活動実績が必要となります。
どのような形で求職活動実績が証明されるのかを紹介いたします。

東京しごとセンターのセミナーで配布される求職活動の証明(一部加工しております)

求職活動実績

失業給付を受ける際には、月に2回以上の求職活動を行う必要があります。
その求職活動は、ただ単に仕事募集の書類をみても実績としては、認められません。
例えば、ハローワークの相談員の方と就職活動のための相談をおこなったり、
ハローワークが認める外部のセミナーを受講したりする必要があります。
どのような求職活動が、失業給付を受けるための実績となるかは、
失業給付を受ける際にハローワークで最初に配布されるしおりに記載されております。

活動実績の証明

求職活動の実績は次のような形で入手します。
・雇用保険受給資格者証への記載
・セミナー参加証の受領

雇用保険受給資格者証とは、失業給付を受けるための申請をし、受けることが認められた
ときに受け取る書類で、失業給付を受ける方の詳細が書かれたA4大の1枚の用紙です。
この用紙には、氏名、生年月日などの個人情報のほか、離職した年月日や失業給付を何日
受けることができるかの日数などが書かれており、失業給付を受けるためにはとても
重要な資料となります。

この用紙の裏面の下側に、ハローワークで就職相談をした場合やセミナーを受けた場合、
その日付や場所などが以下のように記載されます。これが求職活動実績の証明となります。

またセミナーを受講した際、雇用保険受給資格者証の裏面に書かれるのではなく、
別に確認書という紙を受け取る場合もあります。
このページの冒頭の写真にあるような紙を受け取ります。
これが証明書になります。

ハローワークへの提出

失業給付を受けるために、認定日という失業中であることを認定する日が、
ハローワークから指定され、だいたいひと月に1回の割合でやってきます。
この日にハローワークに、雇用保険受給資格者証に記載された証明や、別の紙で
受け取った証明書を提出します。
このようにして求職活動実績が証明されて、失業給付を受けることができます。

失業給付を受け取る資格を得て、まだ失業給付を実際に受けていない方は、
ご参考にしてください。