科目免除を受けることのできる大学院の受験

税理士試験の受験に代わり、大学院で税法に関する論文を書き、
科目免除を受けることを考えた場合、その大学院に入学するためには
いくつか選択肢があります。
大学院受験の予備校に通うのも選択肢のひとつです。

大学院の受験に道を開いてくれました。

大学院の受験

大学を受験するためには、受験を行い、合格する必要があります。
実際に受験を行う場合、ペーパー試験と面接試験があります。
ペーパー試験は過去問を公開している場合は、過去問を解いたり、
過去問の出題傾向をとらえて、関連分野の勉強をおこなったりという
方法が考えられるでしょう。
しかし、ペーパー試験の過去問を公開していない大学院もあり、
面接試験に関しても、その試験内容は公開されていないことが
ほとんどです。

試験内容がはっきりと公開されていない場合の対応方法としては、
いくつかの方法があります。
例えば、次のような方法です。

・大学院が所属する大学の学部生であれば、大学の教授や学部の先輩に聞く
・社会人であれば、大学院を受験したことがある人に聞く
・ネット上の書き込みなどを収集して自ら対策を立てる

身近に聞ける人が良いですが、そうでないケースもあります。
またネット上の書き込みを見るには、時間もかかりますし、本当かどうかを
見極めることも必要になります。

私は身近に聞ける人がいなかったことから、大学院受験の予備校に通う
という選択肢を取りました。

予備校という選択肢

大学院の受験を考えた時に、受験の手続きや大学院の選択などわからないことだらけでした。
ネットにいくつかの情報があるため、それらの情報をかき集めるだけでも時間がかかり、
仕事をしながら情報収集は大変な作業でした。
その時に目にしたのが、受験のための予備校でした。
当時、大学院受験のための予備校はほとんどなく、税法科目免除大学にしぼった受験予備校は、
冒頭の画像にある学校一択でした。
予備校に行くこと自体、経験がなかったため、とても迷いましたが、
セミナーに行って話を聞いて、通うことをきました。

実際に通って気がついたこと

通学を検討する際や実際に通ってみて、気が付いたことは次の通りです。

良い点
・大学院の試験内容の対策を受けることができる
・どの大学院を選択すべきかのアドバイスを受けることができる
・大学院受験の最新情報がわかる

大学院受験申込の際には、研究計画書を提出する必要がありますが、
計画書をどのように書くかの指導を受けることができます。
また面接試験の模擬練習をおこなってくれます。
そして、大学院の最新情報をもっているので、それを教えてもらえます。

悪い点
・費用が掛かる
・受講期間がある程度あり、時間がかかる
・通学(オンライン受講)できる環境が必要

また講師の方との相性もありますので、興味があるときは入学のための
セミナーを受けるか、ネット上のオンライン講義を見てみると良いでしょう。

私は費用と期間に関しては、大学院受験に必要な情報を得るためのものと
考えました。
結果として、受験した大学院にはすべて受かりました。

遠回りと考えるか近道と考えるかは、それぞれの状況で異なるとは思いますが、
選択肢のひとつとして考えてみることもいかがでしょうか?