教育資金贈与の口座からの払い出しには領収書の提出アプリがあると便利

教育資金については、1,500万円までの贈与は非課税となる制度があります。
銀行の特定の口座から贈与を受け取れば、非課税としやすいため、
各銀行では教育資金贈与についての商品を用意しております。
どの銀行を選ぶかのポイントのひとつに、アプリがあるかどうかが決め手になります。

教育資金の証明を手作業で行うのは、とても大変です

教育資金の贈与

通常、お金の贈与を受ける場合には、贈与税がかかりますが、
親から教育資金の贈与を受ける場合には、1,500万円を限度として、非課税となります。

どの銀行を選ぶか

いくつかの銀行では、教育資金の贈与のための商品を用意しております。
教育資金の贈与があまり一般化していないせいか、銀行の商品として用意しているところは、
少ないです。
その銀行の中から、どの銀行を選択すればよいのか、いくつかポイントがあります。
主なポイントは次の通りです。

・すでにその銀行の口座を持っている
・手数料がいくらか
・手続きが煩雑ではないか

銀行口座の有無は、口座を作成するのが大変ですが、一度作成してしまえば、
よいですが、手続きにかかる手数料が贈与口座に預けている期間中、
続けて取られるようであれば、大事なポイントとなります。
その他、大事なポイントとしては、手続きが煩雑であるかどうか。
贈与の商品の契約を行う際の手続きは、どの銀行も同じようにある程度の
手間はかかりますが、教育資金に使用されたお金であるかどうかを証明
するための手間は、通常、長い間にわたってかかります。
例えば、学費を教育資金として証明する場合には、銀行に対する申請書、
学費の支払った際の領収書を銀行に提出する必要があります。
この手間がなるべくかからないようにしたいものです。

アプリがあると便利

領収書の提出を手作業で行うことになると、申請書への記入を毎回行い、
領収書を添付して、銀行に提出することになります。
銀行が近くにあれば良いのですが、近くにない場合、その銀行まで交通費を
かけて銀行に行って直接提出するか、郵便を使用して提出することに
なるでしょう。
直接提出する場合には、平日の銀行の開いている時間に行く必要があります。

これらの作業を便利にするために、いくつかの銀行ではスマホのアプリで
領収書を提出できるようにしております。
このようなアプリを用意している銀行は、まだまだ少数ですが、
かかる手間を大幅に削減するので、是非とも検討してみてはいかがでしょうか。

なお、領収書提出がスマホとPCの両方で行うことができるととても良いのですが、
これができる銀行はごくわずかです。